
ガラス玉遊戯の図式法が現わしうる意味は、
まさしく、図式法について学び、図式法を用いる経験を通して得られるものであるけども、
初めてガラス玉遊戯に触れる方のために、
「理解の手がかり」として、
いくつかの解説を、連載を予定しながら、加えたい。
〔第一回目〕
図式法は、三つのセットに分かれているが、
それぞれのセットが、
小説ガラス玉遊戯のどこに意識されるものかについて、
述べたい。
第1セットは、
文化的資産について、精神の高揚を得、
また、高揚した精神から、
ガラス玉遊戯の創作を導いていくことを目指している。
主に西洋の文献から、図式法の創出の手がかりを得た。
第2セットは、
自己の内面の世界と、自然として成り立つ外面の世界とが、
一致する限りにおいて成り立つ原理的活動に関して、
東洋に観られる手法から、
図式法の創出の手がかりが得られた。
第3セットでは、
ありのままの現実に向き合う人間の崇高さと、
その崇高さに実りのあることに関する、
世界に様々に観られる祝典から、
図式法の創出の手がかりを得た。
2011/09/12 記

2011年10月3日

2011年10月5日
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