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□普遍的可能性とは何か?□
例として、一番最近のものを利用します。
http://www.magicandbeauty.com/sakuhin2/009.html
理念というものがありますね。概念の概念です。
例えば、「好き」という概念は一定の説明をすることができます。
しかし、「愛」という理念は、一定の説明では説明しきることができま
せん。「好き」という概念のさらに上位の概念でありながら、異性にも、
人種問題にも、子供にも、さまざまに説明できるよう、適用されます。
可能性というのも、また、概念で示されます。
この概念に上位の概念、つまり理念を設定することで、ガラス玉遊戯は
可能になります。
この理念としての可能性を、普遍的可能性、と呼んでいます。
しかし、図式内で、理念としての可能性の直接の説明はありません。
一定の説明のできないものが理念であるから当然、とも言えますけれど
も。
では、この普遍的可能性は、どのように解釈されるのでしょうか?
説明できなくとも、解釈が可能でなければ、美を成立させるものとして
利用することはできません。
まず第一に、複数の概念としての可能性を普遍的可能性の特殊例として
挙げていくことが一つ。
第二に、平均的解釈を、展開された概念の全体像の特殊例とすることで、
個々の普遍的可能性の解釈としての全体像を可能にすること、がもう一
つ。
個々の普遍的可能性の特殊例としての可能性群と、全体像の特殊例とし
ての平均的解釈とで、個々の普遍的可能性をいかに解釈するかの条件づ
けが行なわれます。
この条件により、普遍的可能性が特徴づけられ、特徴づけられた普遍的
可能性に、何か新しい複数の可能性が生じるように感じられることで、
再び普遍的可能性の内容の変容が感じられるところに、調和が成立する
ことになります。
調和が成立することで、美が可能になります。
それでは、また、次回に。
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